妻の地元へIターン転職!~企業のつながりが地方の魅力~ 

愛する妻の地元・愛媛県に戻りたいというのが第一でした!…真面目に言っています(笑)。以前は、コロナ禍の東京で単身赴任をしていたので、家族のいる愛媛になかなか来られませんでした。子供たちの授業参観や行事に参加できないのが寂しかったんですよね。やはり家族との暮らしが最も大切なので、地元で働ける会社を探しました。

また、私自身は県外出身ですが、愛媛の大学に通っていたこともあり、愛媛の良いところをよく知っていたことも大きな理由です。野菜も果物もお米も美味しいし、自然豊かで本当に良いところだと思うんです。今は週末にキャンプに行ったり、石鎚山に登ったりして、愛媛を満喫中です。

重視したのは、地元で働けることが一番、二番目は業務内容、三番目は給与待遇でした。なかでも業務内容については、前職の時より、直接的に喜びを感じられたり、地域の役に立てたりするような仕事が良いと思っていました。

私は大学を卒業後、新卒で食品・飲料メーカーに入社し、大阪、福岡、東京などを転々としていました。全国系の営業は、数年ごとに新しい地域で人間関係をつくって数字を追い求める、というサイクルです。しかもすでに出来上がっている商品を売り、売り先は小売店なので、商品を手に取ってくださる方の顔は見え辛く、数字以外の面での喜びを感じにくいと思っていました。ちょうど40歳を超えた頃だったこともあり、社会貢献的な側面も考え始め、疑問を抱くようになっていたんですね。

当初の懸念は、スタッフさんのフォロー対応でした。企業担当者とのやり取りは今までの経験上、比較的スムーズにできますが、スタッフさんのフォローは非常に不安でした。スタッフさんそれぞれの要望を聞いていると、必ずしも全てを叶えることはできないんですよね。このことは、今後のための良い経験になりました。

良いギャップでいうと、業界の風土でしょうか。前職は保守的な傾向が強く、取引先との上下関係が顕著で、御用聞きに近いと感じていました。旧態依然としたやり方が、いまだに色濃く残っている部分があります。その点、今はお困り事や課題解決に焦点を当てる取引スタイルなので、営業としてはすごく楽しいですね。

四国でこの仕事ができる魅力は、大企業から中小企業まで広範囲にわたりアプローチできることで、前職では得られなかった経験です。人材業界は、異なる規模や種類の企業との交流が対等にでき、これが醍醐味だと感じています。

今の担当エリアの松山市は人口が約50万人で、大都市圏と比較するとコンパクトであるため地域が深く結びついていると感じます。「あそこの企業がこんなことをやっている」「あの社長がやっていることが面白そう」という情報が入ってきて、各企業がそれを取り入れるんですね。企業同士や地域間の連携が強く、「松山や愛媛を盛り上げなければ!」という協力意識が根付いています。こうした連携が、四国全体を盛り上げるための力強い要素となっていて魅力を感じます。

企業間の連携によって地域を盛り上げ、若手社員が地元に残って活躍する環境を創りたいと考えています。例えば当社では、県から受託している介護雇用プログラム事業や、業種が異なる複数の企業の新入社員向け集合研修を実施しています。その受講者同士が同世代の戦友のように思ってもらえるような繋がりをつくることができるんじゃないかと思うんですね。仲間になった若者たちが、地元に残って、十年や二十年後にそれぞれの地域で活躍してもらえるような、そんな未来を創りたいと思っています。

そのためのやり方は無限大にあって、自分たちでアイデアを出したことが具現化できる会社だと思っているので、会社も業界も地域もどんどん盛り上げていこうよ~!と声を大にして言いたいです。