キャリアアップを目指してアビリティーセンターから転身!次のフィールドで活躍中 ~後編~

前回に引き続き、アビリティーセンターで18年、転職して4年の元社員に話を聞きました。 当社で仕事をする上での基礎を学び、専門性を身につけながら自分が目指す道を見つけて、今は人財育成を主事業とした組織で活躍しています。 後編は、当社を退職した後のお話です。 人生100年時代。長い仕事人生の中で、どのようにキャリアを考えたら良いのか、ヒントが隠れています。 ぜひご参考にしてください。
提案できるサービス領域が広がったことで感じた変化
転職先の企業には様々なコンサルタントや教育研修会社との繋がりがありました。それにより、お客様に提供できるサービス領域はアビリティーセンターにいた頃に提供していた営業研修やマナー研修だけでなく、人事制度や経営に関する内容、そして講演会など幅が広がりました。多種多様な専門スキルに関する提携先があり、様々なお客様のご相談を受けることができるのが、当時一番異なるところでした。
今はもっと人脈を広げて、育成や経営に入るところというより、良い経営するための経営品質向上活動といった取り組みに関心があります。そのため、経営に関する勉強もしながら、育成を起点に領域を広げて、お客様の課題を解決していきたいという想いを持っています。
人材育成の先へ。組織をより良くするため、経営層と話をする
アビリティーセンターにいたときは、数字に関しては目標数値としてしか見ていませんでした。でも、転職した時、当時はコロナ禍でしたので業績が良くないだろうとは思っていたものの、実際見てみると衝撃を受けました。それで、初めていわゆる決算書と呼ばれるものを過去5年間分ほど見て、何が下がっていて何を上げないといけないのかといったことを自分なりに分析しました。
ただ、私の専門領域は研修に関する営業と講師です。会社の経営が厳しいときに「人を育てましょう」とか「専門スキルだけでやっていきましょう」と提案しても会社がなくなったら意味がないですよね。だから自分が知らなかった領域にも目を向けて知識を広げないといけないなと思ったんです。それに、育成が必要だとか新しいことにチャレンジする場合、判断するのは経営者です。その方々の相談ごとを理解できるパートナーになろうと思ったら、経営に関する知識を身につける必要がある、そうでないと話についていけないと思ったのが経営の品質向上に興味をもったきっかけです。
相談にできるだけ応えるために「経営者」の視点を経験したい
今お手伝いをしている電気工事会社の社長から、会社のビジョンに対していろいろとご相談をいただくのですが、当然経営者としてのお悩みなんですよね。でも私は経営をしたことがないので、その視点で回答はできないと感じました。
これがこれからの話に繋がるのですが、私には「ずっとフロントに立っていたい」という思いが根っこの部分にあるので、自分が経験していないのに経営に対するアドバイスをすることは少し違うと感じます。自分で「独立」とまでいかなくても、「経営する」ことを経験しないとご相談に対して提案はできません。どんなに小さい規模でも良いので、やってみる必要があると思っています。それが私にとっては育成の領域に関することなので、恩返しの意味も込めてアビリティーセンターと一緒に何かできたら、何かしたいなと思ってもらえる存在になりたいと思っています。

仕事の幅を広げる、地域コミュニティへの参加で生まれた繋がり
最近は、様々な人が集まる場に出るようになりました。例えば、活動理念に共感する市民がお金を出し合ってつくったコミュニティ財団での活動です。地域の課題解決に継続的に取り組むためのコミュニティで、私は研修の場で出会った方とのご縁で参加するようになりました。
コミュニティに参加することで、県内外で活躍している研修講師の方々や、お見かけしたり、少しお会いしただけの方ともこれまでになかった繋がりが生まれます。私の知らないところで私のことを勧めてくれるような繋がりもできてきました。こんな風に、私の価値観やスキル、人間性も含めて、組織から外れたところで対個人として評価してもらえるフィールドがあるのはとても嬉しいことです。
これからも“やるかやらないか”を、目の前の人に直接伝え続けたい
父の教えもあって、中学生の頃から「“できるかできないか”ではなく“やるかやらないか”」を判断軸にして行動してきました。何かに取り組む時は、「とにかくやる」という選択をしてきましたね。「やることをやっていたら見ている人は見てくれている」という父の言葉は新人研修で私が受講者に伝えている言葉でもあります。
それを仕事で体現するとしたら「生涯現役のコンサルタントとしてフロントに立っていたい」というのが理想です。メソッドをつくるということに意義は感じていますが、そのメソッドを実践できるようにハブとなって現場で伝えていくことが私にできることだと思っています。また、アーカイブ配信のように“不特定多数の誰かに対して"研修をするのではなく、“目の前にいる人に対して直接伝えること"にもこだわっています。頼られることに対して応えたいというのが私のモチベーションの源だからこそ、これからも今目の前で困っている人に対して全力でお手伝いしていきたいです。

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