人材派遣の営業職ってどんな仕事?

人材派遣業の花形とも言える、営業部の営業職。

具体的にはどんな仕事をしているのでしょうか?

会社の中でも大きな売り上げシェアを誇り、アビリティーセンター創業の地でもある新居浜市を担当する現役の営業担当者に聞いてみました。

チームで取り組んだプレゼンが1位になった理由や、プロジェクトに取り組むことで得られたものとは…?

担当の企業の情報を収集するのに新聞、ホームページ、業界の動向のネット記事、YouTubeなどさまざまなツールを活用しています。特に大企業については、情報が膨大なので、各事業所や支店の動向を知りたいと思っています。

訪問した時に、「ちょっと調べてきたんですけど、実際どうなんですか?」とか、「こういう感じなんですよね?」って問いかけたら、お客さんから「あ、そうなんですよ」って反応がもらえて、その後いろいろと話が聞けた時は、事前に調べて、考えてきてよかったな、って思う瞬間です。色んな知らないことを知れるっていうことが好きなので。

やっぱり派遣スタッフさんへのフォローですね。つい最近も、スタッフさんのために、と思ってやっているつもりだったんですけど、自分の思っている以上に無意識に、「この人は絶対こうだな」という思い込みや決めつけで話をしてしまっていて、相手の気持ちに寄り添えなかった、ということがありました。それは、話している途中でスタッフさんの表情を見ていて気付いたので、話している間に軌道修正したんですけど。

同席していた後輩とも、あとで、そもそもの入りが間違っていたよね、と反省会しました。「相手の立場で考える」って結構よく言いますけど、”言うは易し行うは難し”ですね。

―スタッフフォローって人材派遣ならではの業務ですよね。

そうですね。中途入社の方の中には、もともと営業職だった人もいます。彼らは営業の仕事には慣れているので、顧客とのコミュニケーションにはイメージが湧くけど、スタッフフォローについてイメージしにくいことが多いみたいです。

この点は特殊で、例えば商品を納品して終わり、というような営業職とはやり方が違うので、理解が難しいんだろうなと思います。でも、顧客への営業とスタッフフォローとは、それぞれに難しい部分があると思うので、2つの業務は切り分けて考えるようにしています。

人材業界に入った当初、色んな業界や業種を知ることができると思っていました。でも、実際は、その地域ごとに多い業界や業種があって、新居浜の場合は特に製造業が多いので、IT企業など他の業界との接点が少ないことに気付きました。逆に、例えば高松に配属されていたとしたら、IT企業の担当が多くて製造業の担当が少なかったかもしれませんね。

―営業職の仕事の流れを教えてください。

・何か改善すべきことがあれば、そのための行動をとる

・企業研究、情報収集

・企業から人材派遣の依頼があったら、依頼内容の詳細ヒアリングに伺う

・社内のコーディネーターへの依頼内容の情報共有

・派遣する人材を手配する手立てをコーディネーターと一緒に考える

・提案する候補者が上がったら、スキルシートという書面でまず企業に提案する

・スタッフさんと一緒に実際の職場を見学に行く

・スタッフさんが見学した職場を希望したら、企業に正式に提案する

・お仕事が決まった後、契約手続きや初日までの段取り、フォローをする

・就業がスタートしたら、定期訪問し、スタッフさんのお仕事状況や悩みをフォローする

・企業にスタッフさんの状況をフィードバックし、企業側からも同時にヒアリングする

・何か改善すべきことがあれば、そのための行動をとる

よく質問されるのですが、企業との打ち合わせは、どんなに多くても1日最大4件くらいです。また、企業訪問に関しても、アビリティーセンターの場合は、全く新規の企業に営業に行くことはなかなかないので、一般的に持たれるイメージとは少し異なるかもしれません。

―大切にしている軸、ポリシーみたいなことは何ですか?

最近、強く思うんですが、やっぱり企業とかスタッフとか、相手に対して興味を持つっていうのは大切にしています。そういう興味を持たないと多分知りたいと思わないし、そう思っていないと向こうにも伝わると思うんですよ。

ゆくゆくは、マネージャーを目指して頑張りたいと考えています。まず今は、後輩に対する目標設定、計画策定のサポートに力を入れています。後輩が目標を達成するためには、対話やコミュニケーションが欠かせません。そのため、後輩との対話に時間を割いており、書籍も積極的に読んで学んでいます。

四国以外で働いた経験がないので、都会と四国を比較するのは難しいんですけど、アビリティーセンターは四国を活気づけ、地域のインフラに貢献することを目指しているので、四国をリードする視点を持っていると思います。

例えば、外国人材の活用やオンライン化、AIの導入など、都会のトレンドを四国に取り入れる努力をしていますよね。取り入れた上で、四国のお客さんにも展開していくという目線で引っ張っている。

四国で働いているけど、「田舎っぽくない」アプローチを追求しています。そういうところは、スピード感を持って対応していると思うので、”いいとこどり”できているんじゃないでしょうか。