キャリアアップを目指してアビリティーセンターから転身!次のフィールドで活躍中 ~前編~

今回は、アビリティーセンターで18年、転職して4年の元社員に話を聞きました。 当社で仕事をする上での基礎を学び、専門性を身につけながら自分が目指す道を見つけて、今は人財育成を主事業とした組織で活躍しています。 人生100年時代。長い仕事人生の中で、どのようにキャリアを考えたら良いのか、ヒントが隠れています。 前編・後編の2本立てでお送りしますので、ぜひご参考にしてください。
自分はデキるやつだと思っていた入社直後
アビリティーセンターで働いていた期間に感じた一番の変化は、自分が何者かを知ることができたことだと思います。最初の配属先にいたときは、「自分は仕事ができるタイプ」だと思っていました。営業もそうだし、オフィスの中では自分が人材ビジネスについて一番知っていると思っていました。営業先でも営業ができないと思ったことは一度もなかったんです。
腑に落ちないことは上司にも平気でNOと言ったり、結果を出したら好きにさせてもらいたい、という態度をとったりしていました。今では考えられないことですが、納得できないことがあり上司に意見をぶつけたら「そんなこと言えるような仕事しよんか!出ていけ!」と言われ、「じゃあ帰ります!」と言ってそのまま帰ったことも・・・(笑)。今だから言えることですけどね。
経営企画業務で気づいた!目の前にいる人を助けるために必要なこと
「仕事ができるタイプ」だと思っていた私が、「全くできていないじゃないか」ということを痛感したのは、経営企画の仕事をしたときです。経営企画の仕事は経営層の方針を実務に落とし込むことです。 経営方針や戦略を基に具体的な予算や目標値を設定し、計画の立案や運用状況のチェックと支援を担います。その時によく感じていたのは、目の前の人に対してしか配慮できていなかったということです。
例えば、その人の奥にいる人や横にいる人にも配慮しているつもりで全然できていない、とか、自分ができると思ってたのは一部分でしかなかったんだ、とか、そういうことを知ることができたのは経営企画で仕事をしたからです。目の前にいる人を助けるためには、目の前の人だけではなく周りのこともわかっていないと十分には助けられない。だからこそ、いろんな方向に目を向けることが大切なんだと知ることができました。

働くことの意味と存在意義とが繋がった瞬間
なんだかんだ仕事が好きだと思えたり、“誰かの役に立ちたい”という価値観が仕事として成立したと感じられるのはアビリティーセンターでの経験があったからです。また、より良い会社をつくるためには人材を育成しなければならないと知り、後輩を育て、会社を良くするために外部研修で人材育成について学びました。その時に学んだ“自分で計画を立て目標を設定し、工夫しながら進めていく仕事のやり方やスキル”は、今も私が仕事をする上でのベースとなっています。
実は、私には学生の頃から「教師になりたい」という夢があったのですが、それが叶わず営業職に就きました。ただ、目の前の仕事にチャレンジしながら経験を積み重ねたことで、"人に伝える仕事”に携わるようになりました。働くことの意味と存在意義とが繋がったのはこの頃です。
きっかけは企業研修。自分だから伝えられることがある
先輩がマナー研修の講師を担当していた、長く取引がある企業があって、先輩と同じようにはできないなぁと思っていたときに、私を指名してご依頼があったんです。私のキャラクターやカラーを活かした研修を、という依頼をいただいたときに、自分が働くことの意味と存在意義とが繋がりました。
優秀な人はどんな講師からでも学ぶことができるし、自分で成長できます。でも一定数、私のような成果が出るまでに少し時間がかかるタイプの人間も会社の中にはいて、私だったらそういったタイプの社員の方々に何か届けられるものがあるんじゃないかと思いました。私みたいなタイプの講師はきっと少ない、だからその人たちのために、その人たちの気持ちがわかる私だからこそできる講師になろうと思ったんです。

育成は1対1ではない、考えることは多いけどだからこそ面白い
「人を育てること」については、ある部下とのことが印象に残っています。彼には直接いろいろな言葉を届けて、考え方を伝えてきましたが、もう一歩抜け出すような育成ができなくて。その後、彼は異動して別の上司の下で学び数か月間で成長しました。その時に学んだことを彼が報告してくれたのですが、それって私も彼にずっと伝えてきたことだったんです。本来は彼の成長を喜ぶべきなのですが、気持ちのどこかでは自分の言葉で育てたかったと悔やむ気持ちもありました。
でもその時に、人の育成には機会や場所が変わるとか、関わる人が変わるとか環境面の変化が必要で、だから組織における育成は直接的なものだけではないんだな、というのを知りました。育成は1対1だけではない、いろんなことを考えないといけないんだと気づいたんです。それが面白いな、と思いましたね。


